皮膚を剥いで色を薄くするレチノイン酸クリーム

　　美白剤にはいろいろなものがあります。市販されているものは有効性が学問的に確認されています。しかし、有効性が確認されていても市販されていないものもあります。そのひとつがレチノイン酸クリームです。

作用機序は角質を剥いでいくことです。角質の排除を行い、皮膚の代謝を高め、色素を排出します。いわゆるターンオーバーを亢進させ、皮膚の若返りにも効果があります。ケミカルピーリングと同じような作用ですが、利点は、狙ったところだけを自分で塗ることができるという点です。

こんなにいい薬なのに、なぜ市販されていないのでしょうか。それはかぶれるからです。普通副作用の“かぶれ”というと、一部の人がかぶれることをいいます。しかし、レチノイン酸は“かぶれて効果が出る”という薬です。“かぶれないと効かない”と考えることもできます。かぶれるので一般の会社は販売しません。医師の厳密な指導の下でのみ使用可能です。

　今まで皆様が使用されていたタイプとは異なる美白剤です。効果も優れていますので、一度ご相談ください。